本日は、ヴィトン・ダミエラインのハンドバッグ、バークレーをお買取です。

ロンドンの「バークレースクエア(広場)」から名付けられたといわれています。

ロゴが書かれた大きなプレートが印象的なバッグですね。

買取価格と、査定ポイントをご紹介します。

・バークレーを売りたい

・ヴィトンのバッグを高く売りたい

そんな方は、ぜひご覧ください。

 

商品名：バークレー N52000

ブランド：Louis Vuitton ルイ・ヴィトン

買取価格：40,000円

バークレーについて

バークレーは、ダミエラインのハンドバッグ。

冒頭に書いたように、プレートが大きく施されたかわいくもゴージャス感があるバッグです。

ダミエラインの市松模様が、レザー素材で少々隠れているのが大人っぽさ・シティ感を演出してくれています。

幅が約31cmとやや大きめで、見た目以上の収納力はヴィトンのお家芸と言いますか、利便性に優れるポイントです。

流行に左右されにくいデザインですので、価格も安定しているバッグといえます。

中古での販売価格は、傷ありで75,000円前後から、美品だと15万円ほどまで幅広くなっております。

買取価格紹介

今回は、40,000円でのお買取となりました。

ポイントは大きく4つ。

①ハンドル(持ち手)のシワ

②角のスレ傷

③プレートの傷

④バッグ内部

まずはハンドルをチェック。

ハンドルは修理が高コストなため、ダメージがストレートに価格を左右します。

今回は、いわゆる持つ部分は傷も少なく問題なかったですが、金具で接続する部分にかなりのシワが見られました。

このシワは、今後の経年劣化でちぎれにつながる部分ですので、見た目のイメージ以上に価格を下げてしまいました。

②の角も、ダミエで使われるレザー素材は傷が目立ちやすく、また補修しにくいポイントですので、価格を左右しやすいポイントです。

今回は、4つの角すべてにこうした白っぽくスレ傷が生じており、価格マイナスとなりました。

③プレートの傷は、このバークレーや、エヴァというバッグなどにのみ見られるポイントです。

この大きなプレートは金ピカですので、メッキはがれや傷、くすみが非常に目立ち、かつ補修できませんので価格を大きく左右します。

今回は、目立つ大きな傷があり、価格にも影響大でした。

メッキはがれやくすみはほとんどなかったですが、その分傷が目立ちやすいのが惜しいところです。

最後の④バッグ内部も大切なポイント。

バークレーの内部はスエード素材ですので、飲み物やコスメ液などのこぼし跡、ペンのインク跡など、うっかり汚れが目立つ上に取れません。

また、手や品物が当たりすれることで毛玉が生じることもありますが、それも価格マイナスポイント。

今回はとってもきれい！

普段から、汚れをつけないように使用されていたものとうかがえます。

今回は内部は高評価、価格への影響はナシでした。

まとめ

今回は、上記ポイントをチェックし、40,000円でのお買取となりました。

全体的にはきれいですが、ポイントごとの減点が少しずつ響きました。

お客様にもご説明し、納得のもとお売りくださいました。

 

ヴィトンのバッグを高く売るには、

・保管時に詰め物を入れるなど湿気対策を行い、レザーの劣化や布地のカビを防ぐ(型崩れ防止にもなります)

・雨にぬらさない

・保管時に直射日光とならないようにする

・バッグ内部を汚さないように使う

といった、いわゆる「長く使うために行いたいこと」をするのがポイントです。

使用頻度が少なくても、あるいはまったく使っていなくても、日本は湿気が多い国ですから、保管のしかたで簡単にレザーの劣化、カビの発生が起こります。

バッグを長く使うためにも、手放すときに高く売るためにも、大切にしてあげてくださいね。

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