いつもご愛顧頂きありがとうございます。
リサイクルマート カインズ浜松雄踏店です。
連日寒いですね。本日は道路横の水たまりが凍結しておりました。
昨日は昨日でみぞれ混じりの雪が降りました。
そろそろ1月もおしまいです。2月を越えて3月になれば春ですね。
待ち遠しいです。
体調に気をつけて日々を過ごします。
本日は遺品整理にて金貨をお買取りさせて頂きました。
ご実家の片付けをしていた時に出てきた金貨とのことです。
昭和61年(1986年)発行の天皇陛下御在位60周年記念の10万円金貨です。
昭和の金貨ですので、おそらく祖父母のどちらかが当時購入したのではないか?とのお話でした。
昔に金貨を持っているという話を祖父母から聞いたような気がするが、現物をまじまじ見たのは初めてで、本当に金貨なのかわからなかったので当店へご持参頂きました。
昭和の御在位10万円金貨は、当時の販売価格も10万円でした。
この金貨、本日のお買取価格は145,000円になります。
お客様はとっても喜んで頂きました。34年の時を経て、本来の額面より45,000円もアップしました。
なぜ今お買取価格が45,000円もアップするのか?と申しますと、過去に比べて1gあたりの金価格が上昇したからなのです。
1986年当時の純金価格は1gあたり約2,000円でした。
これが2022年ですと、平均約8,400です。約4倍です!
では10万円金貨が40万円で取引されるか?と言いますと、これもまた変わってきます。
当時の10万円という価格には、もちろん金の原価とさらに製造原価、また付帯するパックや箱の価格、流通によるコスト等がすべて上乗せされての10万円での販売価格となります。
その部分を鑑みて、金製品としてのお買取価格は現在145,000円となります。
発行枚数は非常に多い金貨ですので、希少性によるプレミアというものはありません。
諸外国の金貨と日本の金貨の一番の違いは、その額面金額です。
カナダメイプルリーフ金貨は純金1オンス1枚のお買取価格は本日にて約255,000円ほどになりますが、金貨としての額面は50ドルです。
つまり、通貨としての価値は約5,000円でしかありません。もちろん金貨を実際にお金として使用される方はいらっしゃらないでしょうが。
翻って日本の金貨は10万円、5万円、1万円と額面自体はどれも高額です。天皇陛下の金貨に関しては額面は10万円です。
これが何を意味するかと申しますと、実際に金としての価値と、10万円の貨幣としての価値の両方を兼ね備えているということです。
金価格はこの四半世紀で上下しました。すべからく相場というものは上下します。
金の保有価値は、装飾品などの趣味としての価値と、資産運用の一環としての価値があります。
この10万円金貨は、コレクションとして保有する価値もあり、また金価格が上昇したときは売却すれば価値を生み出し、金価格が大幅に下落したとしても通貨としての10万円の価値は失わない、という世界的に見ても珍しい金貨なのです。
そんな貴重なお品が、遺品整理で発見されて幸いでした。
査定は無料で行っております。
ご実家等で発見された価値のわからないお品、どのように処理したらよいかわからないお品、いろいろあるかと思います。
当リサイクルマート カインズ浜松雄踏店では毎日そのようなお品を拝見しております。
専任の鑑定士、遺品整理士が常駐しております。
ぜひお気軽に、お電話からでも結構です。ご相談ください。
年中無休で営業しております。