[カメラ・レンズ] 2021年11月01日
【浜松雄踏店】カメラ 小西六 SEMI PERAL 蛇腹カメラ hexar Durax 1:4.5 f=7.5cmを現金買取させて頂きました◆ 浜松市 磐田市 湖西市 袋井市 高価買取 査定無料 カメラ買取 出張鑑定 遺品整理 フィルムカメラ買取
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本日はカメラをお買取いたしました!
カメラは夢があります。どんな夢か?メンズならば必ずや心の奥底に眠っている、機械に対する畏怖と憧憬です。言い切ります。
もともとカメラ(フィルムカメラ)の原理としては、レンズを通した映像を何かに焼き付ける、定着させるということです。
これはデジタルカメラの今も原理としては変わりません。
そうなると求められることは、どのようにして映像を取り込むか?ということが主眼となります。
「良い画像」というものは千差万別ですが、「綺麗な画像」となれば答えは一つで、綺麗なレンズによって映像を取り込むほかありません。
では綺麗なレンズとは?正確無比な透明度と屈曲率にて、見たままの色と縮尺を取り込めるもの、となります。
つまるところ、「素晴らしく綺麗なレンズ」が「素晴らしく綺麗な画像」をフィルムなりデジタルデータに再現してくれる唯一の方法となります。
そこで求められるのは、情緒的なニュアンスではなく、厳密な工業製品としての正しさになります。
宇宙に飛んだ一点もののハッセルブラッド(プラナー)しかり、Canonのウルトラソニックしかり、そこにあるものは正しい工業製品です。
レンズにチリは無く、正しく嵌合し、堅牢なボディを備え、輸送中に破損せず、長期の使用に耐え、メンテナンスを必要とする、正しい工業製品です。
思想があり、その思想を具現化する道具としてのレンズがあり、そのレンズを製造するための技術がある、ということです。
全然別物ですが、国家が発行する切手や貨幣はその国の基礎工業力を図る指標になる、と私見ですが感じています。
せいぜい2~3㎝の枠内にその意匠を表現することは、なかなかもって大変であると、切手や貨幣のデザインの推移を見ていると感じます。
戦前の日本の切手は人物もややアニメチックといいますか、少ない線にて表現されていますが、近年特に80年代の切手となると、糸のような線を巧みに彫り、その意匠は神々しささえ感じます。
硬貨もまた然りで、10円玉に木造建築を表現するなど正気とは思えません。
これがソ連や中国など、共産圏となるとなかなか可愛らしいデザインが多いです。写実的ではない、とも言えます。
古くは国家発行のものに、現代で言えば自動車産業など民間資本のものにその国の工業力が表されているように思えます。
またまた話が飛びますが、戦後の工業としての自動車先進国はどの国か?という質問を、昔あるバイク屋さんからなぞなぞで問いかけられました。
答えはドイツ、イタリア、そして日本ですね。ドイツにはベンツがあり、イタリアにはフェラーリがあり、日本にはトヨタをはじめひしめき合っている状況です。一国にこんな自動車メーカーがあるのも稀有ですね。
ではその心は?なぞなぞです。
答えは第二次大戦の敗戦国です。
戦後、日本で言えば財閥解体、軍隊も解散させられました。二度と同じ轍を踏まないようにですね。
前世紀の戦争は総力戦です。国家が対国家に戦争を仕掛けます。受ける国家も国として戦います。
その尖兵は軍隊、軍部です。軍に全ての資源が集中します。あの物資豊富なアメリカでさえ、戦時中に生産されたジーンズから銅リベットが消えました。それさえ軍需品に供給するためです。
頭脳も同じく、最高峰の頭脳は兵器開発に向かいました。
オッペンハイマーは原子爆弾を成功させ、アインシュタインはそれを断りました。
大戦後、ナチスの残党はソ連に拉致されまたはアメリカに渡り、宇宙へ向かうロケット開発に邁進します。それはなにも月を見たかっただけではなく、大気圏を超え相手国へ降り注ぐ大陸間弾道ミサイルを実用化するためです。もちろん弾頭には原子爆弾、後程水素爆弾がMARVとして搭載されます。
成層圏には高高度偵察機SR-2がマッハ3で飛び、それを打ち落とすためソ連からマッハ5の対空ミサイルが打ち出され、その発射機を破壊するため対レーダーミサイルが航空機から発射されれば、航空機を撃ち落す低空をカバーする秒100発の20mm近接信管弾を発射するガトリング砲が開発され・・・と、堂々巡りですが、戈と盾のように熾烈な兵器開発は進みます。歴史では冷戦と呼びます。
その中で取り残されたのは日独伊の敗戦国です。イタリアはともかく、ドイツは東西分割から冷戦が始まり遅ればせながら兵器開発には参入してはきますが、それでも限定的なものです。
日本は特にその足枷は重く、ドミノ理論の恐怖からあくまで限定的な防衛力を付与されたに過ぎません。
最高峰の頭脳は、軍事産業に向かえない状況にあったのです。
ではその技術頭脳はどこへ向かったか?自動車、輸送産業を花形とし、日本独自に発展を遂げたコンピューター分野、民間事業がその受け皿となりました。
その後の日本の躍進は高度経済成長という神話となり、戦後20年を経て世界有数の経済立国となりました。
では戻り戻ってカメラの有名な国は?というなぞなぞでは?
ドイツと日本ですね。
イタリアさんは残念ながら12気筒の開発に忙しかったようで、カメラは作れませんでした。
つまり本来国家の担う軍事産業への道が絶たれていたため、日本とドイツの優秀な技術者たちは民間資本へ流れ、さらに冷戦という対イデオロギー戦争の中で超大国アメリカの庇護もあり、防衛という観点を捨てきっても民間資本を急成長させられる余地があった、ということですね。
ソ連とアメリカは同じレンズでも爆縮レンズの開発に忙しかったようです。
長くなりましたので、カメラへの愛はいつかのまた次回へ続きます。
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