本日は、ヴィトンの旅行用バッグの定番アイテム、キーポルをお買取です!
その中でも、「バンドリエール」の名がついた、ショルダーストラップが付けられるモデルとなっております。
買取価格と、査定のポイントをご紹介します!
・キーポルがいくらで売れるか知りたい
・ヴィトンのバッグを高く売るコツを知りたい
という方は、ぜひご覧ください!
商品名:キーポル・バンドリエール50
ブランド:Louis Vuitton ルイ・ヴィトン
買取価格:40,000円
キーポルバンドリエールについて
キーポルバンドリエールは、ヴィトンのボストンバッグ「キーポル」の、バンド、すなわちショルダーストラップを取り付けられるモデル。
手持ちにも肩掛けにもでき、またキーポル持ち前の収納力で便利に活躍するバッグです。
キーポルはもともと、旅行先での買い物で荷物が増えてしまうことに備えた、薄くたためるバッグとして利用されていました。
トランクにたたんで収納しておき、帰りにはトランクに収まらない荷物をキーポルに詰める、といった具合ですね。
そのため、空っぽの状態だとぺたんと薄くなってしまいますが、それで良いといえます。
「Keep all」から「キーポル」という名前になったとされており、その収納力はヴィトンのバッグでもトップクラス。
今回お買取したキーポルバンドリエールは幅50cmのものですが、他にもサイズ展開があります。
今回の50のほか、45・55・60がありますよ。
特にキーポル(バンドリエール)60は特大サイズで、まさにKeep allしてくれそうな頼もしいバッグです。
さて、キーポルとキーポルバンドリエールでは、ルイヴィトン公式サイトを見ても、バンドリエールの方が高い価格で販売されています。
素材が増える分、納得がいくかと思います。
そして、価格差は中古品にも表れており、やはり収納力には差がないながら、持ち替えによる使い勝手の良さが人気を呼び、バンドリエールの方が高く売買されています。
キーポル50は、安いラインでは3万円台から中古品を購入できますが、キーポルバンドリエール50は、おおむね7万円台以降の価格で販売されています。
状態が良いものだと、20万円前後の価格での商品も見られました。
1930年に登場したキーポルバンドリエールですから、ロングセラーな分、中古品市場にある品は状態も販売価格も様々。
伴って、買取価格もなかなかの幅広さになってきます。
査定ポイントの紹介
では、今回の買取価格40,000円を決めるにあたって確認したポイントをご紹介します。
①外観のスレ傷や汚れ
まずは、バッグの外観をざっくり俯瞰し、特に接地面や角のスレ傷がないか、化粧品や飲み物などによるとれない汚れはないか、チェックします。
今回のキーポルバンドリエールはとても綺麗。
お客様も、「旅行の時しか使ってないから、これまでで5回も持ち出してないと思う…」とおっしゃっていました。
おそらくその通りご使用回数の少なさも状態の良さのポイントといえます。
この部分は接地するゆえ傷汚れがつきやすいのですが、ご使用の時も気を付けていたのでしょう、とても綺麗ですね。
また、この2本線のヌメ革(いわゆるなめしレザー)素材は日焼けしやすい・汚れが目立つ・乾燥にも湿気にも弱いという特徴を持ちますが、雨濡れによるシミが少々見られる他は、目立ったダメージはありませんでした。
たたんだ時に折れ曲がる部分ですので、キーポルを乾燥してしまうと大概最初にちぎれるのがこの2本線なのですが、その前兆すらなくしっとり綺麗なのはとても好評価でした。
一方、画像には写しきれないヌメ革の部分に、雨濡れによるシミが点在していましたので、そこがマイナスポイントとなりました。
綺麗な状態ゆえ、雨シミがとても目立ってしまいますから、かなり悔しいポイントです。
また、金具のメッキはがれやくすみの程度も確認します。
特に傷やメッキはがれが起きやすい、ファスナープルやストラップ取り付け部をよく見ていきます。
ファスナープルはとても綺麗!非常にGOODです。
ストラップ取り付け部は、少々くすみが生じています。
総合すると、全体的にかなり綺麗で高評価ですが、雨による細かい多数のシミ、金具のくすみが、価格をマイナスする要因となりました。
②ハンドル(持ち手)・ショルダーストラップの状態
次に、ハンドルとショルダーストラップの傷や汚れ、またはちぎれやひび割れがないか確認します。
いずれも先述のヌメ革でできた素材ですが、これらの困った点は修理が困難(高コスト)なこと。
特にハンドルは、壊れてしまうと総取り替えとなりますので、乾燥によるヒビや、化粧品などによる革の傷みは価格を大きくマイナスします。
ハンドルは、今回の品はかなり良い状態といえます。やはり持ち手ですので、手垢による汚れや、日光を受けての日焼けが最も表れやすい箇所ですが、今回は白っぽく、劣化の少ない状態でした。
また、指のかかる部分、ハンドルの裏側も、ピンポイントに汚れてしまうことが多いのですが、今回はここも綺麗でした。
ハンドルでの価格へのマイナスはほとんどありませんでした。
そして、こちらも大切なショルダーストラップ。
今回は、雨シミが少々見られたのが惜しいポイントですが、コバと呼ばれる革の重なりの固め処理部分も綺麗に残っており、その点は高評価でした。
大きな価格マイナスはありませんでした。
③バッグ内部の汚れ
そして、バッグの中もチェック。
縫製のほつれ、飲み物やコスメなどのこぼしシミ、ペンのインク跡など、いずれもよく見られる汚れですが、そうしたダメージがないか見ます。
今回はこのバッグ内部が最大のマイナスポイントとなりました。
糸や縫製のほつれはありませんが、小さく白い点々、すなわちカビが生じていました。
湿気を吸って、内部の布地にカビが生じてしまっていました。
においもしっかりついており、カビのクリーニングとにおい取りにコストがかかりますので、ここで買取価格に大きくマイナスが入りました。
まとめ
今回は、業者間流通価格相場を参考に、品の状態を総合的に考慮して、40,000円でのお買取となりました。
上記査定ポイントは、すべてお客様にご説明し、ご納得くださいました。
ヴィトンのバッグを高く売るには、
・保管時に詰め物を入れるなど湿気対策を行い、レザーの劣化や布地のカビを防ぐ(型崩れ防止にもなります)
・雨にぬらさない
・保管時に直射日光とならないようにする
・ヌメ革は市販のレザークリーナーなどで手入れする
といった、いわゆる「長く使うために行いたいこと」をするのがポイントです。
使用頻度が少なくても、あるいはまったく使っていなくても、日本は湿気が多い国ですから、保管のしかたで簡単にレザーの劣化、カビの発生が起こります。
バッグを長く使うためにも、手放すときに高く売るためにも、大切にしてあげてくださいね。
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