本日は、ヴィンテージロレックスの1本をご紹介します。
先週お買取いたしました、オイスターパーペチュアルデイトのRef.1501です。
買取価格や査定のポイントをご紹介します。
・ヴィンテージロレックスの売値を知りたい
・ロレックスを高く売るコツを知りたい
という方は、ぜひご覧ください!
商品名:オイスターパーペチュアルデイト 1501
ブランド:ROLEX ロレックス
買取価格:150,000円
1501について
1501は、ロレックス三大発明の「オイスターケース」「パーペチュアル」を搭載した、現在のロレックスのほとんどのモデルの基礎となった機構を盛り込んだオイスターパーペチュアルの中のいちモデル。
また、デイト機能を備えることから、1501は「オイスターパーペチュアルデイト」と称され、文字盤にもその名が印字されています。
1968年~1973年までの製造といわれており、1970年頃を境に、ロレックス三大発明のもうひとつ、「デイトジャスト」機構が搭載され、0時ちょうどに瞬時に日付表示が変わるようになります。
今回ご紹介する1501は、デイトジャスト搭載モデルでした。
同じリファレンス(≒型番号)のモデルでも、マイナーチェンジがあり、1本1本違いを楽しめるのがヴィンテージロレックスの良いところのひとつですね。
ムーブメントにはCal.1670が採用されており、クロノメーター仕様でとても正確に時刻を教えてくれる、50年前のモデルなのに非常に実用的な仕上がりとなっております。
ネットショップなどでは40~50万円ほどで販売されており、その実用性の高さ、時計としての完成度の高さから、50年経ってもその価値は高く評価されています。
査定のポイント
では、今回の買取価格150,000円を決めた、査定におけるポイントをご紹介します。
①時計外観のダメージ
まずは、時計の外観の傷をチェック。
やはり、綺麗な状態の1501のほうが、販売価格が高くなりますので、使用上どうしても生じる小傷は仕方ないにせよ、深い傷跡がないかチェックします。
今回は、ケースやブレスには深い傷はなかったものの、プラスチック製の風防に深めのひっかき傷が多数見られました。
ある程度は研磨することで目立ちにくくなりますが、今回は特にデイトのルーペ部分に傷が多く、ここで査定額をマイナス判断いたしました。
また、時計本体を真横に持ち、ブレスの垂れ具合もチェック。
部品同士がこすれあい、摩耗するとブレスが垂れ、装着感に影響します。
今回は、かなり使用されたレベルの垂れ具合でしたので、ここでも査定価格はマイナスとなりました。
②時計の動作
次に、時計が動くかどうかを確認します。
もちろん、不動品はジャンク扱いになりますので、大きく価格が下がります。
今回は、通常使用にあたっての挙動に異常はありませんでした。
時計を軽く振ることでローターを動かし、針の稼働を確認。
リューズ操作により時刻を進め、デイトジャスト機構がしっかり0時ではたらくことも確認できました。
一方、タイムグラファーという機械で今回の1501の健康診断を行いましたが、日差(1日あたり何秒、時刻がずれるか)を確認すると、1日あたり20秒ほど早く進んでしまっている状態でした。
内部歯車の摩耗などでどうしても生じる日差ですが、正常な範囲はおよそプラスマイナス5秒前後ですので、20秒はかなり大きな差。
1週間で1分ちょっとのズレが生じますので、ここは修理必須。
古いモデルだけに部品調達難度も高く、ここで査定価格が下がりました。
③シリアルナンバーが確認できない!?
今回の1501において大きく価格を下げたポイントはこちらです。
ロレックスの時計は、ケース本体のブレスを外したところに、リファレンスとシリアルナンバーが刻印されています。
今回は12時位置のリファレンスはしっかり1501であることを確認できましたが、シリアルナンバーが刻印される6時位置のフラッシュフィットが、手垢の固着や錆などが原因で金具ががちがちに固まってしまい外すことができず、シリアルナンバーが確認できませんでした。
シリアルナンバーを見ると、およその製造時期が分かりますので、修理コストの参考にもなるのですが、その点不詳なままとなりますので、今回は買取価格が大きく下がりました。
まとめ
今回の1501は、販売価格相場や業者間流通相場を参考に、修理コストなども考慮して150,000円でのお買取となりました。
お客様は「もううんと昔のものだし…」とあまり価格にご期待されてはいない様子でしたが、15万円のお値付けにびっくり。
喜んでお売りくださいました。
もちろん、上記でご案内した査定のポイントをご説明し、手入れがあればもっともっと高価買取できた可能性があったところはご理解いただきましたが、それでも満足してくださいました。
ヴィンテージのロレックスは、箱など付属品が欠品していることがほとんどですから、もし付属品が残っていればかなりの価格UPが期待できます。
そのほか、ヴィンテージに限らず5年に一度のオーバーホールによる整備や修理はロレックスを高く売る上でも長く使うためにも大切です。
オーバーホールは傷を目立ちにくくもしてくれますから、外観も内部も綺麗になりますので、費用はかかりますが重要項目です。
ブレスの垂れは避けられない部分ですが、丁寧に振る舞うことで、進行を遅らせられると良いかもしれませんね。
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