【ルイヴィトン】スピーディ35 ミニボストンバッグ 買取価格をご紹介します!
本日は、ヴィトンの定番バッグスピーディについてご紹介です。
スピーディは90年以上の歴史があるバッグで、その人気は衰え知らず。
タウンユースのためのバッグとして、ずっと愛されています。
元々は、1930年に「エクスプレス」という車内持込みに適した、大型ボストンバッグキーポルを小型化したバッグとして登場しました。
しかし、鉄道以外の移動手段の多様化、スピード感がますます増していく世界への対応という意味を込め、スピーディという名前に変わります。
スピーディはバッグ幅に応じて、25・30・35・40と4サイズの展開がありますが、今回ご紹介するのは35サイズです。
ヴィトン自慢の、見た目以上の収納力で、たくさんのアイテムを入れて持ち歩けるサイズです。
実はA4サイズの書類がすっぽり入る、というと、その収納力が少々伝わるでしょうか。
買取査定についてご紹介します。
ブランド名
Louis Vuitton ルイ・ヴィトン
商品名
スピーディ35
モデル
M41524
買取価格
24,000円
査定ポイント
①バッグ外観のスレ傷や汚れがない確認します。今回は少々スレ傷が見られ、査定額マイナスを生んでいます。 ②持ち手の状態を確認します。今回は手垢汚れの沈着が痛いところです。 ③バッグ内部に汚れなどないか確認します。今回は糸のほつれが見られました。
スピーディの人気について
スピーディはサイズ展開が4種類と冒頭書きましたが、実はそのサイズにより人気が異なります。
一番人気は最小の25で、シルエットのかわいさや、十分な収納力、軽さなど、現代の生活スタイルにはまった使いやすさが理由と考えられます。
キャッシュレス決済の浸透により、財布も小型が好まれる傾向があり、持ち物は少なめに、身軽におでかけを楽しむのが主流になっていることが背景にあります。
ショッピング検索をしてみると、同じモノグラムの素材で見たときに、今回ご紹介のスピーディ35は最も多い価格帯が5~6万円台である一方、スピーディ25の最も多い価格帯が8万円台と、ベースの販売価格相場に差がついています。
もちろん、どのサイズも状態があまり良くないものは3万円台ほどから購入できることと、ぴかぴかの品は20万円以上するのは共通します。
ですが、二次流通の市場においてはぴかぴかの品は滅多に現れず、ある程度使用された品の取引が多い為ため、小さめサイズの方が買取価格が高くなりやすい傾向は見られます。
査定ポイント紹介
では、今回の査定でチェックしたポイントをご紹介します。
①外観状態について
まずは、外観のスレ傷などがないかチェックします。
「人は見た目が9割」という書籍が流行ったこともありましたが、やはり見た目の印象は非常に大切です。
次のユーザーさんへの販売にあたり、購買意欲を大きく左右しますから、販売価格・その手前の買取価格には大きな影響力があります。
まずは、我々査定スタッフが真っ先に見るポイントのひとつ、角と接地面を確認します。
接地面は、テーブルや床、地面との接触でスレ傷が起きやすいポイントであることに加え、特に角のヌメ革パイプ部分は修復が困難なため、価格を大きくマイナスしやすいポイントです。
今回は、パイプ部分には目立つ傷はなく、その点はGOOD。
ですが、モノグラムの模様のビニル加工レザーにおいては、少々わかりにくいですがスレによる模様の欠けが生じており、若干の価格マイナスとなります。
また、こうしたヌメ革のシミ汚れなども、見た目への影響が大きく、これもマイナスポイントでした。
②ハンドル(持ち手)の状態について
次に、ハンドルの状態をチェックします。
外観に含まれるポイントではありますが、項目を分けて考えるほどに、重要です。
ハンドルも修復が難しく、修理や交換コストが大きいため、中古品価格への影響は全ポイントの中でも最大クラス。
しかも、素手で触れるのが当たり前であるゆえに手垢汚れの沈着や日焼け、爪による傷跡などダメージが生じやすく、価格を大きく左右します。
今回は、手垢汚れの沈着が目立ち、黒く変色していたため、大きく査定価格をマイナスしました。
コバという、革同士の縫い合わせ部分は劣化がなくGOODです。
糸のほつれや目立ったひっかき傷もないですが、ハンドルの付け根と手が触れる部分の色ムラがあるのは、印象マイナスですね。
③バッグ内部の状態について
そして、バッグの中に目を向けます。
ここで価格をマイナスしがちなのは、飲み物やコスメなどによる液体シミ、ペンなどのインク汚れ、縫製のほつれの3つ。
中の布地の汚れは、究極のとこと張り替える他ないため、意外と価格への影響力は大きいです。
今回はバッグ底面にシミ汚れが。何によるものかは不明ですが、拭いても落ちないものであるため、価格は若干マイナスされます。
黒く小さかったことが幸いしています。
そして、縫製の糸の切れ目が見えてしまっていることもマイナスポイントでした。
これは表側に見えるハンドル付け根の接続部分のヌメ革を縫い留めてある太い糸ですが、裏側でこのようにほつれ始めが出てくると、今後の使用の中で部品の糸が取れ、ハンドルが取れてしまうかも。
そのきっかけとなりうる箇所なため、ここで大きく価格が下がりました。
まとめ
今回は、全体的な外観の印象は良かったです。
一方、部分的なチェックにおいて、修繕が難しいあるいは不可能な部分でのダメージが見られ、買取価格は24,000円となりました。
使った後はレザーの手入れをするなど、手垢沈着やシミへのアフターケアが、高価買取のポイントですね。
他には、接地を避ける、そっとテーブルに置くなど衝撃を避けるなど、大切にバッグを使うことが、高価買取には大切です。
ぜひ参考に、高価買取につなげてくださいね。
リサイクルマートフィール浜松小豆餅店では、ヴィトンのバッグを高価買取。
今回ご紹介したように丁寧にバッグの状態を確認し、納得の高額査定を行います。
ぜひ、使わなくなったヴィトンの品は、当店でお売りください!
皆様からのご相談、いつでもお待ちしております。