【ルイヴィトン】ルーピングMM ハンドバッグ 買取価格をご紹介します！
本日は、ヴィトンの人気バッグ、ルーピングをご紹介します。
その名の通り、ハンドル(持ち手)がループ状になっているのが特徴で、かわいらしいシルエットが女性に人気です。
このルーピング、サイズが3種類あります。
小さい順に、フラップ(フタ)が付いているミニルーピング・ルーピングMM(今回ご紹介モデル)・やや大きめサイズのルーピングGMの３種類ですが、いずれも人気は高いですよ。
ルーピングGMについては、女優の藤原紀香さんがドラマで使用されていたモデルということもあり、90年代には大流行しました。
そのため、ルーピングのシルエットに見覚えがある方もいらっしゃることかと思います。
一方で現在は、ブランド品全体を通しての「小さめサイズのバッグ」のトレンドから、ルーピングはGMよりMMの方が価格が高くなっております。
GMはネットショップの販売価格が5万円ほど～美品で10万円強、MMは6万円台～美品は15万円以上するものも！
キャッシュレス浸透によりスマホで多くのサービスが利用できることから、手荷物を減らすのがトレンドになっており、スマホ、小さめ財布、最低限のコスメ+お買い物で増えた小物がちょうどよく入るルーピングMMは、令和の時代にマッチしたバッグなのですね。
ブランド名
Louis Vuitton ルイ・ヴィトン
商品名
ルーピングMM ハンドバッグ ワンショルダーバッグ
モデル
M51146
買取価格
52,000円
査定ポイント
①バッグ外観の傷・汚れを確認します。今回はかなりの美品！ ②ルーピングのシンボルともいえる、ハンドルの状態を確認します。 ③バッグ内部の状態を確認します。今回はここがマイナスポイントに…。
査定ポイントの紹介
では、今回の買取価格を決めるにあたりチェックしたポイントをご紹介します。
①バッグ外観の状態
まずは、見た目の印象が大切ということでバッグ外観の傷や汚れについて見ていきます。
パッと見たときの第一印象は、次のユーザーさんの購買意欲に大きくかかわりますので、非常に大切。
また、査定においては、「次の販売にあたっての手入れや修理にどの程度コストがかかるか」が重要ポイントとなります。
特に価格を左右しやすいところでは、
・バッグの角や接地面のスレ
・縫い合わせた部分の糸のほつれ
・全体を通したヌメ革の日焼けや変色
などが挙げられます。
ということで、まずは接地面となる底面。
ルーピングMMは底に鋲がありませんので、モノグラムキャンバスが直に設置します。
そのため、スレによる傷、糸のほつれ、またモノグラムの模様の色あせが起きやすいタイプのバッグです。
が、今回のルーピングMMは使用回数が少なく、いずれのダメージも見られません！
バッグの角に焦点を当てても、この綺麗さです。
また、ファスナーなど金具の状態も重要です。
傷やメッキはがれが減点ポイントです。
今回は、細かい小傷こそ見られますが、メッキのツヤも残っており、ファスナー開閉も実にスムーズで、使用による劣化、経年変化ともにかなり少なく高評価。
総合すると、バッグ本体外観について減点箇所は強いて言えばファスナープルの小傷で、ほぼ減点なしの高評価です！
②ハンドルの状態
次に、ルーピングの命ともいえるハンドルの状態を確認します。
ルーピングのハンドルは全体がヌメ革でできておりますので、
・手垢汚れの沈着(黒ずみ)
・傷
・日焼け
・乾燥によるヒビ
などが懸念されます。
今回は、にわかには信じがたいほどに綺麗でした。
使用回数が少ないため、といえばその通りではありますが、例えばクローゼットや押し入れで放置するだけでも、その湿度など微妙な環境要因で知らぬうちに劣化するのがレザーという素材ですので、この保存状態はかなり良いです。
手垢汚れも日焼けもほとんどなく、かなり白っぽい色で、ヴィトンのヌメ革本来の色に近いです。
コバという、革の端の部分の処理もヒビなどなく綺麗に残っており、とても良い状態でした。
日焼けが全くないとはいえませんが、部分的な日焼け・色むらはありませんので、減点はほとんどありませんでした。
③バッグ内部の状態
最後に、バッグ内部の状態を確認します。
ルーピングの内部はスエード素材ですので、手や収納物とのスレによる毛羽立ち・毛玉、コスメや飲み物など液体によるシミなど、懸念材料がここにもたくさんあります。
今回は、とても綺麗でした。
目立った汚れや、スエードの素材の状態変化もなく、見た目には文句ありません。
しかし！今回は、このバッグ内部が大きな価格マイナスポイントとなっています。
その理由は、におい。
今回のルーピングは、保管にあたり湿気や虫よけのために樟脳系の防虫剤の類のものを一緒に入れていたようで、樟脳のにおいがかなり濃くついてしまっていました。
マスクをしていても感じ取れるくらい、分かりやすくにおいます。
レザーについたにおいというのは、簡単にはとれず、例えば安易に天日干しをすればレザーの日焼けの恐れがあるなど、他の状態変化リスクを考えると、専門的な手入れが必要になるのです。
そのため、ここで大きく査定価格がマイナスとなってしまいました。
まとめると、今回はバッグ全体を通して見た目の状態はほとんど非の打ちどころがありません。
しかし、強いにおいの影響で、その手入れコストを考慮し、52,000円でのお買取となりました。
廃盤モデルながら、高い人気を誇るルーピング。
においのことがあるとはいえ、美品は5万円を超える高価買取が可能です。
状態があまり良くなくても、3万円台はかたいと考えられるこのルーピング。
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