本日は、ヴィトンのシンプルかつ上品なショルダーバッグ、トロカデロをお買取です。

幅27cmのモデルであり、中古市場では「トロカデロ27」と呼ばれています。

他のサイズとしてはそれぞれ幅のcmが24と30の2種類がありますが、最もポピュラーなのが今回ご紹介の27。

必要最低限+αの収納力、それでいてコンパクトなビジュアルと、人気が高いモデルですよ。

お買取のポイントをご紹介しますので、ぜひ続きもご覧ください。

お買取について

今回の査定ポイントをご紹介します。

まずは①外観ダメージについて。

傷や汚れ、モノグラムキャンバスと呼ばれるいわゆる「ヴィトンの模様」が日焼けで薄くなっていないかなど、見た目の評価をします。

今回は、全体的にヌメ革(いわゆるなめし革)の部品が強く日焼けして茶色く変色しており、マイナス評価となりました。

モノグラムキャンバスも少々模様が薄れております。

しかし、バッグとしてみれば型崩れは起こしておらず、接地面周辺も激しいスレ傷や破れは見られませんでしたので、その点はGOODでした。

そうした細かい部分は良かったですが、やはりパッと見たときの印象は少々悪く、ここは価格マイナスポイントでした。

②ショルダーストラップについて。

これもヌメ革でできた部品ですが、ショルダーバッグの命ですから、項目を分けています。

このショルダーストラップは乾燥しやすく、ひび割れが大敵。

一方で革素材は湿気を吸いやすくもあり、カビが生えてしまうケースも見られます。

保管する環境次第で、カラカラに乾燥してヒビが入るパターンと、ひどい湿気でカビなどの汚れが生じるパターンの両府尾が考えられ、意外に繊細です。

今回は、カビ等もヒビもなかったですが、手垢汚れの沈着と日焼けの程度がまずまず大きく、使用には問題ありませんがビジュアル的には少々マイナスポイントでした。

破損やヒビがあると、修復がほぼ不可能なポイントゆえ大きく価格マイナスとなりますので、その意味ではよかったです。

当店では過去、バッグ本体の状態はほぼ非の打ちどころがなかったのに対し、ストラップがヒビまみれ、という同じトロカデロ27をお買取したことがありますが、ストラップの多数のヒビのために買取価格が2万円もマイナスとなっておりましたので、影響力は大きいですよ。

最後に③、バッグ内部について。

トロカデロ27は内部もレザーでできているため、ここも湿気によるベタつきの発生やカビ汚れに注意です。

今回は、メインとなる物入れにはカビやベタつき、その他ペンのインクやコスメなどの汚れも見られず好印象。

しかし、表にあるファスナーがないサブポケットは、湿気を吸ってベタつき、それがその後乾いてボロボロになった跡が見られました。

見た目にもかかわるほか、利便性を大きく欠くことになりますので、ここが今回最大のマイナスポイントでした。

上記のような品物の状態と、トロカデロ27の流通相場価格を考慮し、今回は15,000円でのお買取となりました。

大まかには悪くない状態でしたが、全体的に強めに日焼けが見られ、ポケットが湿気ダメージでやられていたことが大きなポイントでした。

ぜひ参考にしてくださいね。

リサイクルマートフィール浜松小豆餅店では、トロカデロ27をはじめ昔のヴィトンのバッグを高価買取。

上記のように丁寧に品の状態を確認し、納得の買取価格をご提示いたします！

皆様からのご相談、いつでもお待ちしております。

どんな状態であってもお買取しますので、ぜひお気軽に査定にお持ちください！