本日は、京セラコンタックスの名機、T2を浜浜名区小松のお客様からお買取しましたのでご紹介します。

戦前、ライカ(ライツ)とレンジファインダーの覇権争いを繰り広げた名門カメラメーカー、カールツァイス。

ツァイスが生んだカメラが、コンタックスなのです。

そのコンタックスの名を受け継ぎ、日本のカメラメーカー・ヤシカ(その後吸収され京セラに)が誕生させたのが、CONTAXブランドです。

ルーツがカールツァイスですから、今回ご紹介のT2にもツァイス製ゾナーレンズが搭載されており、その描写能力は評価が高いです。

少々扱うにあたってクセもあるようですが、その性能を最大限引き出せた時は、まさにT2以外では撮れない1枚が撮れるとも言われています。

T2のカラーリング

このコンタックスT2は、最初はチタンシルバーという、ボディ素材のチタンを活かしたシルバーグレーのカラーリングで1990年に発売されました。

このチタンシルバーがいわゆる通常モデル、という位置づけになっています。

次に、翌1991年にチタンブラックという、こちらもチタンを活かしつつ、通常モデルよりも黒みが強いカラーリングのモデルが登場しています。

より濃くて暗いグレーというような印象です。

そのチタンブラックと同時に、今回ご紹介のチタンゴールドも発売となりました。

やはりチタンを活かしており、マットな質感の落ち着いたゴールドがとてもかっこいいです。

その他にも限定カラーが3種類、コンタックス60周年ゴールド・プラチナコーティング・ペイントブラックとありますが、めったにお目にかかれず、コレクションアイテムとしての価値が非常に高いです。

性能差はありませんので、ほぼ完全にファンアイテムですね。

通常販売モデルのチタンシルバー/ブラック/ゴールドについても、やはり色による価格差があります。

シルバーとブラックはどちらも普段使い・持ち歩きに適した色のため、おおむね同じくらいの価格での売買実績があります。

ゴールドのみ、少々コレクションアイテム的な要素を持つカラーリングということでしょうか、状態により1～2万円ほど、シルバーとブラックよりも高い価格での売買がされています。

ゴールドは平均して10万円～12万円ほどで購入可能ですが、他2色は8万円前後ほどの価格で買うことができそうです。

今回は、外観にも内部にも目立った傷や汚れは見られません。

チタンなので傷はそもそも不安が少ないですが、例えば落下など衝撃が加わったことによる傷跡が見られる可能性はあります。

しかし、フラッシュの窓が焼けてしまっていることがマイナスポイントでした。

結果、75,000円のお買取といたしました。

リサイクルマートフィール浜松小豆餅店では、コンパクトフィルムカメラも買取を積極的に行っております。

コンタックスはもちろん、キャノンにニコン、ペンタックスやヤシカなど、どんなメーカーでも大歓迎！

皆様からのご相談、いつでもお待ちしております。

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